息子と中学受験2018〜母の殴り書き〜

準備期間2年。息子、頑張れ!

6月の不調の原因

〜駄文長文反省文〜

息子の6月の不調には主に3つの理由があった。


一つ目は、塾のカリキュラムが難化スパイラルのため、得意のはずの単元が急に解きにくくなり、めんどくさいからやりたくないと言う本音が前面に出てきた事。


二つ目は、その場凌ぎの嘘を覚えた事。学校のイベントが多く浮かれ気分が抜けず、ただでさえ授業内容が難化してるのに課題に集中出来ないから終わらない。のに「終わった」と嘘をつく。結果、確認テストなんか出来るわけなくストンとクラス落ちして余計にヤル気無くす。

もちろん、提出課題の丸つけもテキトー。✖️でも◯にしてしまう。つまり、ここでも誤魔化して点数で嘘をつく。先生からの通報で発覚。

そりゃテストもできないわよね…


3つ目は、成績急下落の原因が「嘘や誤魔化し」だったと分かった私が、必要以上に叱ってしまった事。

恐らく先生にバレた時点でかなり反省したと思われるが、私が追い討ちをかけ再起不能なまでにわずかなプライドをズタボロにしてしまった。


…大人目線だと「身から出た錆」感しかないし、嘘や誤魔化しは誰の得にもならないし、保身の為の嘘をつく息子君が情けなかった。いつからそんな子になってしまったのか。


少し話し合った。


まず、

難しくなるのはある意味当たり前で、皆んなソレを乗り越えて本番を迎える。難しく感じるのはアンタだけではないはず。今まではセンスだけで取れてたけど、これからは解説の式一つでも、何でこの数字を使うのか?どうしてここで割るのか?意味を考え理解しながらやって行こう。「アンタなら出来るよ」の一言も忘れずに諭した。

そして、嘘や誤魔化しについて。

嘘をついたらいつかはバレる。バレないように嘘を重ねるほど自分が苦しくなる。その場しのぎの誤魔化しも同じ。どこかで帳尻を合わせようとしてるように見えるが、そんな事はまず無理だし、君自身が苦しいだけで意味がない。保身の為の嘘は自分の首をしめるだけ。

それに

「自分の息子を信用できない。それ程悲しい事はない」


息子君は「うん。うん。」と聞いていたが、かなり凹んでいた。

息子君なりの理由もあった。

やはり、学校の友達との時間は楽しい。皆んなは中学受験しないから塾なんか行ってないし、僕だけがいつも先に「バイバイ」しなきゃなのも頭では分かってる。塾は好きだし楽しいけど、学校も同じくらい好き。中学受験はもちろんする気でいるし、受験学年だしって分かってはいるけど…やらなきゃいけない事があるのは分かっているけど、気持ちの切り替えが上手くできなくて、勉強も上手く進められなくて。でも、ダメな自分じゃないって思って欲しくなくて、両方ちゃんとやれてるよって思って欲しくて、誤魔化しちゃった、と。


私も大いに反省した。きっと、言葉の端々に「受験生なんだから」「あと◯ヶ月だよ」って出ていて、ジワジワ追い詰めちゃってたんだろうな。

本当に反省。ごめんね。


その後。

相変わらず面倒くさがったり課題を途中で放り投げたりはしているが、息抜き後に再開したりしてる。終わったら見せに来る。失くした信用を取り戻そうと必死な姿が、可愛くていじらしい。

そうだよ、私の息子は可愛くていじらしいんだよ!!←馬鹿親(^^;

小さい頃「ありがとう」って言われただけで照れてモジモジしちゃう…でももっと頑張っちゃうような子だった。

最近生意気すぎて忘れてた。アンタの扱い方を思い出させてくれてありがとう。

夏が始まるね。

頑張って行こう。

お母さんも怒り過ぎないように頑張る。


P.S.息子の不正を通報して下さった先生、本当にありがとうございました。ご助言、励まし、心に沁みました。勘違い親子にならず軌道修正できそうです。